庚申信仰と三尸(さんし)

先日、事例研究をしている時に少し驚いた事例と出くわしました。倫理上の問題があり内容は詳しく綴れませんが、三尸(さんし)は実在するとしか思えないようなものでした。

中国では古く道教の時代から、人間が生まれ落ちた時には体内に三尸(三虫)があり、60日に一度の庚申(かのえさる)の日の睡眠中に人間の体を抜け出し、天帝にその人間の罪悪を報告し、時によっては病気にさせたり寿命を縮めさせるという三尸説というものがありました。そのため、庚申の夜は三尸が抜け出さないように、みんなで工夫して徹夜をするという庚申待(こうしんまち)というものが開催されたりしました。日本では庚申信仰ともなりました。

余談ですが、別件で八百比丘尼様のことを調べている時にも庚申の日のことが出てきました。陽の金が重なる庚申の特殊な作用は置いといて、三尸様について少し審神をすると、どうも人には一定間隔で身魂の検め(あらため)のようなものが行われており、その内容次第では当該人物が何かしらの分岐点を迎えてしまうようなことを知ることができました。

※検(あらた)める…調べて確かめる、調べて吟味するの意

ちなみに、前回の庚申の日は5月7日、次回は7月6日です。一定間隔の検めの日が庚申の日とはまだ確信を得れてはいませんが、庚申の夜は早めに寝て色々と研究してみたいと思っています。

この道に入った頃に、天より節句の作用について教えを頂いたことがありました。1月から9月の節句も約60日間隔だったりします。

これは三尸だと驚いた事例では、その方はあり得ないような形でお亡くなりになられました。寿命が縮まるだけでなく、物事が急転する、不運に見舞われる、その逆もあるのかなど、自分も使いながら追跡研究してみようと思っています。