オミクロン株の楽観論について

オミクロン株は今のところ重症化するケースが低いとされています。

イギリスの感染状況を分析している「ゾエCOVIDシンプトム・スタディー」が6日に発表したオミクロンの症状統計のうち、ブレインフォグ(脳の霧)という認知機能障害を訴えている方が約4人に1人いることが気になりました。

この認知機能障害には、記憶障害、知的明晰さの欠如、集中力不足、精神的疲労、不安なども含まれており、今までできたことが出来なくなったり、仕事に復帰できない方もいらっしゃるようです。


直ちに命の危険が伴うような重症化もあれば、認知機能障害のように、長きに渡り人として十分な活動を行えない、即ち(すなわち)後の人生活動に大きな影響を与えかねない隠れた重症もあります。


今回のオミクロン株では入院率の低さから早期の行動制限が見送られています。

しかし、私自身にはデルタ株の時よりも遥かに強い感染回避の指示が降りています。


重症化は一見低いかもしれぬが

油断は出来ぬ

得体の知れぬ(症状や傾向がまだはっきりとせぬ)ものは

何よりも回避に努めよ


と、今も聞こえました。


日本ではコロナの後遺症に対するケアや保護がまだ十分ではありません。自治体によっては国の重症化基準であるICU入院患者を重症化患者としてカウントしていないところもあります。沖縄では検査のキャパを超え、他県に外注する話まで上がっています。


オミクロン株の無症状者の多さ、発症までの早さや、検査キャパ、カウント方式などの状況を考えると、以降の数値は参考程度にしかならず、自発的な感染回避や予防対処などの自衛がとても大事になると感じています。


二十四節気では今は小寒、1月20日から大寒とこれから寒さの絶頂を迎えます。免疫力が下がり風邪を引きやすくなる頃でもあるので、諸々十分にお気をつけください。